皮膚トラブル試験
小麦胚芽抽出物
肌トラブル実験資料
小麦胚芽抽出物及び指標成分 (2,6-dimethoxy-1,4-benzoquinone, DMBQ)のニキビ菌に対する抗菌活性を評価するために嫌気条件下で培養し、P. acne菌の減少率(%)を確認する。
EUW-2は78 ㎍/mLの濃度でMICが確認され、指標成分として導出されたDMBQは8 ㎍/mLの濃度でMICが確認され、ニキビ改善のための抗菌活性が確認された。

小麦胚芽抽出物の抗菌活性を評価するために5種の検定菌に対する生育抑制能を評価する。
対象菌株に対する致死率(Time Kill curve)を測定した結果、5 mg/mL以上の濃度ではすべて12時間以内にS. aureus菌が致死することが確認された。EUW-2は78 ㎍/mLの濃度でMICが確認され、指標成分として導出されたDMBQは8 ㎍/mLの濃度でMICが確認され、ニキビ改善のための抗菌活性が確認された。

小麦胚芽抽出物の臨床試験を通じて製品の効能と副作用を分析する。
試験群は8週間、1日2回有効成分が除去された一般製品を同じ方法で使用する。
初回訪問と最終訪問時にはデジタルカメラで写真撮影を行う。
副作用の発生頻度及び程度を確認するため、訪問時ごとに被験者が訴える症状を記録する。
オイルフリークリームの形態に添加
#1 : 小麦胚芽抽出物1%
#2 : 小麦胚芽抽出物1%、カボチャ抽出物0.2%、緑茶抽出物0.2%、松葉抽出物0.1%
製品使用前と比較して、製品使用4週間後に試験群と対照群の両方で開放面皰、閉鎖面皰および丘疹が有意に減少したが(p<0.05)、試験群の減少率がより高くなった。

皮脂は油分と水分の管理とともに、過度に分泌されるとニキビを引き起こす。
このような皮膚表面の皮脂状態を皮膚測定器を使用して確認する。
画像で明るさの程度を見ると、毛穴は周辺に比べて相対的に暗く表示され、丸い形状をしている。

試験製品(小麦胚芽クリーム)使用前と比較して、製品使用4週間後の顔面部位の皮脂が有意に減少し、対照群に比べて試験群で有意に減少(改善)した(p<0.05)。

皮膚に油分が多いと表面は油分でギラつき、内面は水分不足でトラブルが発生する。
皮膚表面と内面の油分のバランスを調整する。
製品使用前および製品使用4週間後にSebumeter® SM810を使用し、左右の額部の皮膚油分量をそれぞれ1回ずつ測定して分析する。
カセットのマットテープが皮膚表面の油分を吸着した後、カセットを本体スロットに挿入し、テープを通過する光を数値化して評価する。
製品使用前と比較して、製品使用4週間後に頬部位の皮膚油分量が有意に減少し、対照群に比べて試験群が有意に減少(改善)した。

ニキビ性皮膚使用適合性評価試験完了

小麦胚芽抽出物を適用した製品であるスパケアミネラルマスクパックの安全性及び人体有効性評価を実施する。
▶研究結果スパケアマスクパックの24時間保湿持続有効性評価人体効能及び安全性評価2件完了
